富山市八尾町から南砺市利賀村へ抜ける国道472号の道路拡幅工事です。

今回の工事は既設道路を利用した谷側への拡幅で、先ず、既設道路の谷側斜面の法面保護の為、鉄筋挿入を施工した後、軽量盛土（FCB)を行い、道路幅を３～７ｍ広げました。

既設道路の約１０ｍ下から順に坂巻で、１段(H1.2m)毎にモルタル吹付した後、鉄筋挿入を行います。　鉄筋挿入は地山崩壊を防ぐためのもので、８段で本数にすると９０本になりました。

軽量盛土(FCB)は１段H=50cmずつの施工で計16段あり、セメントミルクに気泡剤を混入させエアミルクを作成し打設しました。（FCBとは、硬化すると水より軽くなり軽石みたいなもの）

こんな事もしながら道路ってできてるんですね。

今工事も良い勉強になりました。